銀杏奮闘記
どーもー!
蕎麦以外の拘りがエグい、そば屋の店主です。
(ノ´∀`*)ヒサシブリ
朝晩と涼しくなり、日に日に秋めいて参りました。
ってなると、やっぱり秋の食材を料理したいと思うのが、料理人の性であります。
今現在、前日迄に、天ぷら蕎麦膳のメニューを、予約してくれたお客様には、通常の天ぷらに、+松茸の天ぷらをお付けしておりますが、やっぱり予約し忘れたなんてお客様にも、なんらかの秋の味覚を楽しんで頂きたいと感じ、店主は厨房ではなく、山へ向かいました。
そして、見つけた秋食材!
そう、銀杏です!
これを天ぷらにして、お客様に振る舞おうと、悪臭立ち上る中、一生懸命銀杏をひろいました。
拾った銀杏は、まず、実の部分を取らなければいけない為、網に入れて水の中に漬け込み、一週間程放置します。
そうする事で、実を腐らせて、剝きやすくします。
一週間後….
身もブヨブヨにふやけて、剥き頃を迎えました。
だが!
ワッチャ~~
( >Д<;)クッセ~ワ
その臭いたるや、貴方が思うより不健康です🎶
って、歌いたくなる程の臭い。
流石に厨房で実剥き作業してたら、臭いが客室までこもりそうなので、実剥き作業は、外で行いました。
背中はおっきいのに、人間はちっさい店主が哀愁を漂わせながら、一つ一つ実を剥いて、中の種を取り出していきます。
一通り剥き終わった銀杏を、何度も水で洗い、やっとその臭いから解放され、次は天日に干していきます。
一週間程干したら、やっとスーパー等で見かけるアレになりました。
次の工程は、まわりの固い殻と、中の薄皮剥き。
これは、茶封筒に入れて、電子レンジで、3~40秒程加熱。
アチアチ言いながら、キレイに剥くと、
なんて事でしょう。
キレイなグリーンの銀杏が現れました。
( 〃▽〃)ウツクシイ
これを串に刺して仕上がりです。
銀杏の天ぷらは、やっぱりお塩がお勧めです。
茂庵の卓上には、店主手作りの燻煙岩塩が常備されていますので、これを一振りしてお召し上がり下さい。
( *´艸`)ウマインダッテバヨ
銀杏の天ぷらは、天ぷら蕎麦膳、天ざるに、入れています。
また、数に限りがありますので売り切れの際はご了承下さい。
m(。≧Д≦。)m
以上、店主からの銀杏奮闘記でした。
( * ̄▽ ̄)ノシーユー