人気メニューの裏にある、茂庵ヒストリー
暑くなり始めるこの季節にぴったりのメニューをご紹介します。
辛みそ 1100円
山椒がピリリと聞いた肉味噌が、さらりとしたのどごしの良い蕎麦の上に乗っています。
出汁をかけて、ガーっと混ぜて食べるもよし。少しずつ肉味噌とあえながら、辛味を確認しながら食べるもよし。
蕎麦なんだけど、中華風のアレンジ。茂庵オリジナルのメニューです。
ご来店の際に、毎回これを注文されるお客様もおられるほど(#^^#)
しびれる辛さがクセになっちゃうんでしょうね。
このメニューが生まれた背景には、茂庵店主の料理人としての経歴が大きく影響しているように思いますよ(^^)/
たまには、店主のことをUPしてみますね!
中華料理の職人を目指した、茂庵の店主
元々茂庵の店主は、幼い頃から中華料理の職人になりたいと思い、料理の世界に入った、という経歴があります。
子どもの頃は、学校での勉学はそっちのけ。毎日中華料理の本を読みあさり、慣れないながらも、中華鍋を振る練習をするような少年時代でした。
そしてようやく社会に出られる年齢になり、直ぐ様老舗の中華料理店の門を叩きました。
本場の中華はやはり火力の迫力が命。また、繊細な技術も求められ、休む事も無くその技術を学んだとのこと。
その後、中華料理の技術だけで無く、魚屋に入り、日本料理の素材のあり方や、包丁の技術を学びました
その中華料理や、魚屋で身につけた、繊細な包丁さばきが、現在の「名物糸そば」を支える職人技となっています。
開店当初はそば屋じゃなかった茂庵
開店当初の茂庵は、蕎麦屋では無く、オリジナルの料理を出す定食屋だったんです!
もちろん、その中には、中華を基本としたオリジナルメニューも数多く取り入れておりました。
また、メニューのすみに、開店当時はまだ趣味レベルの技術しか持っていない蕎麦も記載しておりました。
しかし、店主の考えとは裏腹に、お客様が注文されるのは、やはり馴染みのある蕎麦ばかり。
こうして、他のメニューを一切無くし、蕎麦屋としての茂庵がスタートしたのでした。
そんな中で、店主の中華料理人としてのセンスを感じることができる、“辛みそ”が人気メニューとして、自然とお客様に支持されているのはとてもうれしいことですね(^_-)-☆
これからも、新しいジャンルを開拓しながら、皆様が、美味しいと思って頂ける様な、そんな料理を作り続けて参ります(#^^#)