福岡市の書道家、夏陽さんの作品たち

茂庵ホームページ内のフォトギャラリー→内装のページをupしました。

内装

大テーブル席(最大6名)が1つ、2名様用のテーブル席が3つ、3~4名様用のテーブル席1つ、2名様用のお座敷席2つをご用意しております。お子様連れのご家族様はお座敷席…

今回新しくフォトギャラリーに加えたのが、茂庵で開店当初から何かとお世話になっている、福岡市でご活躍中の書道家、夏陽先生の作品たちです。

うちの生業

うちの生業(なりわい)

蕎麦屋でござる

花巻天ぷら玉子とじ

いつも出汁には

泣かされる

お酒飲む人

お酒飲む人

しんから

可愛い

飲んでくだ

まきゃ尚

可愛い

寒い夜

寒い夜には

うどんもいいが

あたしゃ

あんたの蕎麦(側)

がいい

これは都々逸の一節です。しゃれがきいてますよね。店主が夏陽先生に頼んで作品にしてもらいました。できてきたときにはあまりの完成度の高さにびっくりしちゃいました。墨の流れるような動きが美しい。

この商標登録したロゴの書も夏陽先生にお願いしました。

ホームページの一番上の書も…てか、いろーんなところでお願いして書いてもらってるんです(^-^;
開店当初はメニューも書いていただきました。

いつもありがとうございます。

店内のあちこちに飾ってありますので、よーく探してみてくださいね(^^♪

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

クラシック徒然草
ガーシュイン作曲 「ラプソディー イン ブルー」

今日ご紹介する曲は、ガーシュインのラプソディーインブルー。

Gershwin: Rhapsody in Blue - Makoto Ozone, NY Philharmonic

Gershwin: Rhapsody in Blue - Makoto Ozone, NY Philharmonic - YouTube

管弦楽であり、ピアノコンチェルトでもあり、ジャズでもある…そんな楽しいこの曲。まーた、小曾根さんがニューヨークに乗り込んで、楽しそうにピアノの上ではしゃぎまわってる…そんな爽快感のある動画ですね(^^)/いやー、聞いててスカッとするし、めちゃ楽しい。ニヤニヤしてしまいますねーいい!さすがジャズピアニスト、カデンツァの自由度がすごい。

ガーシュインはアメリカの作曲家で、この曲が作曲されたのは1924年。このころのアメリカはまさに「狂騒の20年代」。第一次世界大戦後、ヨーロッパ中心だった世の中が、戦勝国アメリカ中心の世界に移ろうとしていた時代です。

そんななか、アメリカ人であるガーシュインが、それまでヨーロッパのものであった「オーケストラの曲」をアメリカにもたらそうという「新しい音楽の試み(現代音楽の実験)」を行った、というのがこの曲が完成した歴史背景になります。ヨーロッパのクラシック音楽とアメリカのジャズを融合させたんです。

新しい時代の波が世界を押し寄せようとしているとき、強者が弱者を支配するのではなく、強者側から歩み寄って、お互いの文化に敬意を払い、そして融合しようとする試み。融合することでさらに素晴らしいものを創造する...現代でも学ぶところがある精神だと思います。

ちなみにこの曲も、高校生の吹奏楽時代に演奏したことがあるんですが、難しかったー(>_<)高校生の私にはジャズなんて到底理解できてなかったですわ。まだまだ子どもだったねえ…ははは(^_-)-☆