ウィーンフィルのニューイヤーコンサート
新年初めてのクラシック徒然草でございます。
毎回なんだかんだで長編になってしまうことが多いので、今回から記事の後半、ではなく一つの記事として立ち上げてみました。がんばってみます(°▽°)いつまで続くかなー。ゆるーくお相手お願いします。
今回はウィーンフィルのニューイヤーコンサートについて語ってみようと思います。
新春第1弾にぴったりのトピックです(^^)
Concierto Año Nuevo 2022 - Orquesta Filarmónica de Viena (1080p | Full HD)
Concierto Año Nuevo 2022 - Orquesta Filarmónica de Viena (1080p | Full HD) - YouTube
てか、いい時代になりましたよねえ…(^-^;
こうやって、遠いウィーンでやってるニューイヤーコンサートをこうやって全編いつでもYoutubeで見れちゃう時代ですよ。しかも、とってもきれいな解像度!
日本でもNHKで放送しますが、なかなか正月に、他の家族が、
ねーねー、ちがう番組を見ようよー
と、言う中を押し切ってウィーンフィルを見るのは難しいですもんね(o_o)
また2時間近くあるコンサートをじっと腰をすえてみるのも大変ですよ。
いい時に、いいペースで見れる。素晴らしい!(^-^)
ウィーンフィルのニューイヤーコンサート
世界最高峰のオーケストラの一つ、ウィーンフィルハーモニー管弦楽団(以下ウィーンフィルと略します)が1月1日にウィーン楽友協会の黄金のホールで開催するニューイヤーコンサート。
この放送、黄金のホールの美しさも余すことなく伝わってきてほんとうっとりしちゃいます(^o^)
途中、ホールでの演奏の映像だけでなく、コンサートの休憩中はドラマ仕立て?になっていたり、ウィーンの街並みも映ったりして、聴くだけでなく観るのも楽しめます。
死ぬまでに一度は行ってみたいコンサートの一つですが…(^-^;
なかなかチケットを取るのは至難の業と聞きます。
楽友協会の会員になっている人、年間契約者に対する優先販売みたいです。
そもそも、ウィーンフィルのニューイヤーコンサートはウィーン市民が新年を祝うための、市民のための一大イベント、と言っても過言ではなさそうです。
現地ではテレビで生放送されていて、なんと!今年の視聴率は驚異の60%!!
すごいですね~まさに、日本でいう紅白かなあ...でも、さすがに60%はないよね(>_<)
ウィーンフィルの特徴
ウィーンフィルは世界最高峰のオケなんですが、コンセプトとして
ウィーンの伝統的な奏法、精神を伝えていくこと
に重きを置いているところがある意味、特殊なオケかもしれません。
かなりの地域密着型、といいますか…いや、ウィーン市民の誇り、その誇りを一手に引き受けている歴史あるオーケストラです。
一方、余談にはなりますが、同じく世界最高峰のオケの一つ、ベルリンフィルは世界中からトップクラスの技術を誇った演奏家を引っ張ってきて集めた、実力ありきのオールスター軍団オケ!みたいなイメージで、対照的でもあります。
なので、気の合わない(=ウィーン気質でない)指揮者はウィーンフィルから嫌われちゃう歴史も多々。あの巨匠カラヤンですらそんな時期もありました。
2022年の指揮者はダニエル・バレンボイム
そんなわけで、指揮者も大変!ウィーンフィルには試されちゃうわけですので、毎年誰がニューイヤーコンサートの指揮をするかも話題になります。
今年は名指揮者、バレンボイム氏でしたね。
バレンボイムとウィーンフィルはとても相性が良いみたいです。ニューイヤーコンサートも3度目。
今年はバレンボイムが80歳になるということで、そのおめでたい年にバレンボイムと一緒に新年を迎えたい、とウィーンフィルが招聘したとのことでした。
ニューイヤーコンサートの曲目はヨハン・シュトラウス中心
曲目はそれこそ
ウィーン気質
をよく表しているシュトラウス一家のワルツやポルカが中心のプログラムです。
うん、1曲が短くて、軽い曲が多いので、クラシック苦手だよ〜って方も聴きやすい曲が多いかもしれませんね。ほんと、家族で気楽に楽しめるって雰囲気です。1:11:57〜のシャンパンポルカとか、打楽器のおじちゃんたち、楽しそうです。
毎回、最後は恒例のラデツキー行進曲で、オケと観客が一体となって大盛り上がりのフィナーレです♪スネアドラム、超カッコいい!いい1年になりそうです(*≧∀≦*)
全編一気見!は大変ですので、少しずつ気楽に聴きながら、ウィーン気質に浸かってみるのも良いかもです(^-^)v
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!