築上町の秋、黄金と、深紅と白と、ドヴォルザーク

こんにちわ、茂庵広報部スネイルです。

朝晩はずいぶん涼しくなって秋の気配が感じられますね。茂庵周囲の田園風景も、稲穂が黄金に実る季節になりました。先日、朝のウォーキング中にきれいな彼岸花を発見。

先日、白い彼岸花祭りの正光寺さんのトピックを店主がご紹介しましたが、田んぼの黄金の稲穂中に、深紅の彼岸花、そして白い彼岸花も混じって咲く季節になりました。

聞くところによると、彼岸花の球根には毒があるらしく、〝もぐら避け〟の目的で田んぼの周辺に植えられたとのことです。そしてこの球根は増えていくため、それぞれの家のお庭に植えたりして、秋を彩るようになっているようです。

(しかし最近のもぐらには彼岸花の球根は効かなくなっているらしい…)

そう言われれば、私のばあちゃんち周囲の田んぼにも彼岸花生えてたような気がするなあ…なつかしい。

白い彼岸花の正光寺さんに行く道すがら、周囲の田園風景の中にある、深紅と白の彼岸花を見つけるのもまた癒されますよ(^-^)

台風が近づいているのがちょっと心配ですが、足元にお気をつけて秋を感じにいらしてください。茂庵へのお立ち寄りもお忘れなく笑

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

最後に今日の1曲。
田園風景にぴったりな曲、といえばベートーヴェンのシンフォニー6番なのかもしれませんが、ここはあえてドヴォルザークの9番〝新世界より〟の2楽章をチョイス!

ドヴォルザーク 交響曲第9番「新世界より」第2楽章 ヘルベルト フォン カラヤン指揮ベルリン・フィル

https://m.youtube.com/watch?v=6FDmRT5dUhw

ドヴォルザークが故郷のチェコを離れ、アメリカに移住した際に作曲された、この交響曲第9番。新世界とはアメリカのことを指しています。アメリカから故郷のチェコを想って描かれた曲です。結局この9番を作ったあとドヴォルザークはチェコへ戻り、愛する故郷で最後を迎えています。

不思議ですよねー、チェコ人でもなく、アメリカ人でもないけど、日本人の私にとっても、なーんか懐かしい、田舎の田園風景を思い起こさせるこのフレーズ。そういえばばあちゃん家の地区では夕方5時にこれが町内放送で流れていたかも…〝遠き山に日は落ちて〟ですね。てっきり日本の童謡かと思っていたらドヴォルザークでした。

このドヴォルザーク第9番は、クラシック興味あるけど、何からとっかかろうか?と迷ってらっしゃる方におすすめです。どの楽章聴いても、耳馴染みのあるフレーズですよ(^^)