ジビエカレー、いつもお世話になってる人へ

茂庵広報部長のスネイルです。

前回まで店主が熱く語っていたジビエカレー。出来上がった品をいつもお世話になっている方々にプレゼントしました。

小瓶に入っているのは鹿肉のしぐれ煮です。カレーも密封して冷凍保存しています。
数が限られていたので、いつもお世話になっているのに渡せてない方もいます…ごめんなさい。次回、また鹿が捕れたら…(笑)

評判は上々ですよ。サブメニュー?としてお渡ししたしぐれ煮の方も評判よく、〝鹿とは思えないおいしさ♡〟なんてお言葉も頂いています。

そもそも、〝鹿とは思えない…〟と言っても、あまり鹿を食べる機会もないですよね笑。


なんとなくのイメージで、

ジビエ→クセが強い→美味しくない

って構図になっている方も多いかもしれませんね。私もその一人でした。

結局、生き物のお肉を美味しくいただくためには、生き物の体をなるべく傷つけない方法で、痛い・辛いのストレスをなるべく与えないように、という配慮が必要だとのこと。

体をなるべく傷つけない→銃を使うのではなく、生きた状態でわなで捕まえる。

肉にストレスをなるべく与えない→解剖学的構造をよく理解した上での止めさし(痛いと気づかないうちに急所を刺し、方血させるのが理想的)

大切な命を、おいしくいただくためにも、調理の仕方だけでなく、どのように捕って、どのように肉に処理するのか。そこまで考えるようになると狩猟免許は必須ですかね(この話題の詳細も、またいつか。)

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


今日の1曲、ではなく今日は映画をご紹介します。数年前にあったミニシアター系の映画ですが、とてもいい映画でしたよ。
冒頭からちょっとショッキングなシーンでしたが、丁寧に牛を処理し、太鼓を作って皮まで利用しきっているこの家族の生き方に感銘を受けました。命をいただくことを、丁寧に描いた映画だったと思います。

大阪府貝塚市で長きにわたり、家族経営で精肉店をコツコツと営んできた一家の姿を捉えたドキュメンタリー。自分たちの手で育て上げた牛を家族が協力し、丁寧に処理して店頭に並べるという作業をこなす彼らの真面目な仕事ぶりを映し出す。

映画『ある精肉店のはなし』予告編 - YouTube